12月13日の東栄町議会の最終日、愛友会からの請願・「ノーベル平和賞を受賞した被爆者の願いである、日本政府に核兵器禁止条約への調印・批准を求める意見書提出を求める請願」は、「趣旨採択」になりました。
◎採決結果
採択 3議員・主旨採択 4議員
趣旨採択の4議員は、11日の常任委員会では不採択を主張しており、委員会の審議結果は不採択でした。しかし、ある議員は委員会討論で「田中代表委員の演説に感銘を受けた」「採択してもよいと思うが、反対せざるを得ない」などと語っていました。
今年3月議会では、同請願は不採択されています。
今回、4議員が態度を変えた理由はわかりませんが、ノーベル平和賞の受賞によって被爆者のみなさまの真剣な思いが広く報道され、請願を不採択にすることへの心理的・社会的制約が生まれ、わずかな一歩ですが議会を動かしたのだと思います。
意見書提出 全国で688自治体議会(38%)愛知県は7議会(13%)
日本政府に「核兵器禁止条約への調印・批准」を求める議会意見書は、全国で688自治体議会(38%)愛知県は7自治体議会(13%)の状況です。愛知県議会には、11月26日に愛友会金本理事長が、県会議長室を訪問、直江議長に要望書を提出しています(写真)。
現在、政府に意見書を提出した県内の議会は、犬山市・岩倉市・阿久比町・大口町・大治町・設楽町・飛島村です。