しもおく奈歩議員の賛成意見
「すべての子どもたちにゆきとどいた教育をすすめ、心のかよう学校をつくる」についての請願に対する、賛成意見を述べさせていただきます。
今回、請願とともに「子どもたちにゆきとどいた教育を」と、16805筆の署名も提出されました。これらは、教育予算の増額や少人数学級を実現し、ゆきとどいた教育を推進してほしいという県民の願いです。
請願にもありますように、愛知県の教育費は全国最低クラスです。これでは、なかなか進んでいきません。子どもたちの学ぶ権利を保障するためにも、教育予算の増額が必要です。
まずは、少人数学級の実現と正規職員を増やすことです。先生が足りない、先生の多忙化は深刻な事態です。安心して学び、先生たちもゆとりをもって働いて子どもたちと向き合える教育環境をつくるためにも、先生が足らない事態を解決していかなければいけません。
教育費の保護者負担軽減も、進めてほしいです。物価高騰の影響もあり、ますます格差と貧困が拡大しています。子どもたちがお金の心配なく、学校に通えるように子どもたちの学びを支えるのは県の役割だと思います。9月議会で質問した、エアコンのPTA負担も大きな負担です。憲法26条は「ひとしく教育を受ける権利」保障しています。経済的な理由で、学べない子どもたちをださないようにするのは、政治の責任です。
愛知県は、東京に続き全国2番目の財政力がある県です。教育費を思い切って増額し、少人数学級の実現、給付奨学金の拡充、正規職員増員など、解決に向かうことができます。
署名に寄せられた声にこたえていただき、「すべての子どもたちにゆきとどいた教育をすすめ、心のかよう学校をつくる」ことをもとめ、賛成の意見とします。