革新県政の会は8月29日、8月3日限りで中止された、あいちトリエンナーレ2019の企画展「表現の不自由展・その後」の展示再開を大村秀章愛知県知事と津田大介芸術監督に求める署名を緊急に呼びかけました。
「平和の少女像」について「従軍慰安婦はなかった。国民の心を踏みにじるものだ。すぐ撤去しろ」と、表現の自由の保障と検閲禁止を定める憲法21条に反する発言をした河村たかし名古屋市長に抗議する署名も集めます。
いずれも同会の申し入れに賛同する各団体・地域組織が団体名と代表者名を書き添える「団体署名」です。第1次締め切りは9月10日?。署名の送付先は名古屋市北区柳原3―7―8革新県政の会。ファクス052(916)4189、メールnkakusin@gaea.ocn.ne.jp
申し入れ事項は次の通りです。
【あいちトリエンナーレ2019実行委員会会長 大村秀章様 実行委員会芸術監督 津田大介様】再開に向けて勇気ある決断を求めます。日本国憲法第21条の「表現の自由」および「検閲は、これをしてはならない」を県民とともに守り抜き、テロや暴力に屈せず再開をするよう要請します。
【名古屋市長 河村たかし様】「表現の不自由展・その後」に対して、これまでの発言を撤回し謝罪してください。
日本共産党碧南市議団は8月18日、市立藤井達吉現代美術館の木本文平館長に、表現の自由を守るための申し入れをおこないました。
項目は①今後も、碧南市の美術館として「表現の自由」を守り発展させる②愛知県での企画展「表現の不自由展・その後」の展示中止に対して展示再開を表明すること。
愛知文化団体連絡会議は8月18日、企画展の再開を求める声明を発表しました。同声明は、「美術作品は鑑賞者の受け取り方がさまざまで多様な感想がある。表現の自由が損なわれれば、芸術・文化の衰退につながる」と訴えています。