1月26日に蟹江町(ゼロメートル地帯)の緊急避難所の視察に行きました。それをふまえ水害対策について、2月3日、尾張南地区の議員と懇談をしました。
津島市、あま市、弥富市、蟹江町、大治町、飛島村はゼロメートル地帯が広がっており、地下水のくみ上げによって、伊勢湾台風の時よりも1.5mも地盤が沈下しているということです。津波対策も必要ですが、豪雨の時の洪水対策が喫緊の課題であるようです。
庄内川、日光川、蟹江川、福田川、善太川など多くの河川に囲まれた地域です。川が増水した時にはポンプで排水するのですが、土地の高低差がないため、排水機場まで水が流れていくまでに時間がかかり、水が引かない。田んぼや畑の宅地化で農地が減ったために、保水能力が低くなり、排水路に流れる水量が大幅に増えたのに加え、排水路も農業用のままで幅が狭く、あふれてしまう。堤防ののり面よりも鉄道の線路の方が低く、川が増水するとそこから越水してくる。など、地元の住民の方からは頻繁に起こる集中豪雨による水害対策への要求が出ていることがよくわかりました。
住民のみなさんが安心して暮らせるよう、地元自治体や議員とも協力していきたいと思います。