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[2016年6月2日]西知多道路予定地・大規模展示場予定地・第二滑走路予定地視察

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 6月2日10時に県庁を出発し、まず産業道路から入る西知多道路の予定地を、前知多市議の中村さんに案内をしてもらい視察しました。

 産業道路も今の2車線から3車線に広げる工事を行うということです。平日の朝は7キロほどの渋滞が発生しますが、他にもそんなところはいくらでもあります。早急に3車線に広げる必要性はそれほどありません。

 そのうえ西知多道路をつくるというのです。西知多道路は産業道路から少し内側に入っていくのですが、立ち退きを強いられる民家や小規模な工場もあります。小学校や中学校、住宅地のすぐわきを通る計画です。騒音はどうしても避けられません。

 西知多道路ができることにより、美しい夕日が隠れてしまい景観も壊されたり、オオタカの営巣しているところもありますが自然環境が破壊されることにもなります。

 様々な問題があり、そもそも知多半島道路、産業道路があるのにこれ写真 2016-06-02 13 47 40以上必要なのかが疑問です。

 次に大規模展示場予定地と第二滑走路予定地域(海域?)を常滑市議の西本さんに案内していただきました。

 非常に広大な土地で、今はもちろん草むらですが、何人かの作業員の方が測量か地質調査かのような作業をされていました。作ることが当たり前のように進められていることにも怒りを感じます。空港からは近いとはいえ名鉄の駅からは歩くと30分もかかるということですし、本当に需要があるのか赤字にならないのか心配です。写真 2016-06-02 13 45 14

 第二滑走路建設もしかりです。今の滑走路の利用状況を見てもまだ余裕があります。開港時をピークに利用は落ち込み、今なお開港時までも戻っていない状況です。一週間のうち整備に必要な数時間使えないというだけで安易に第二滑走路を造る必要はないと考えます。

 西知多道路、大規模展示場、第二滑走路、どれも関連した事業ですが、どれもあまりにも甘い見通しと言わざるを得ません。ゼネコン・大企業ではなく、県民の生活に目を向けた政策に予算を充てるべきです。

 

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