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[2016年5月23日]名古屋の市街地にオスプレイ飛来 緊急申し入れ

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 伊勢志摩サミットでオバマ大統領に随行するアメリカ政府代表団が利用するための米軍機として、20日、オスプレイ5機が名古屋空港に来ました。

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航空対策課へ向かう

 サミットのセキュリティーが必要なことはわかるが、なぜオスプレイが必要か。そして、住民には全く知らされていないことは重大な問題。ということで緊急申し入れをしました。安保破棄愛知県実行委員会、愛知県平和委員会、平和で住みよい小牧をつくる会、小牧平和委員会のそれぞれの代表の方、小牧、春日井、豊山町の住民の方、日本共産党の愛知県委員会からすやまさん、そして、県議団。総勢20名ほどでの申し入れとなりました。

 まず、県庁の航空対策課へ。最初に言われたのが、「写真撮影はできません」ということでした。住民の代表として申し入れに来て、その報告もしなければなりません。要望書を確かに渡したことを伝えるためにも「当局の方は映らないようにしまう」と言っても拒否され、結局渡しているところの写真は撮れず、代表の方が要望書を読み上げ手渡しました。

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東海防衛支局で   ロビーで要望書を渡す

 オスプレイが来ることをなぜ住民に知らせないのか、これからも受け入れていくのか、愛知県は国への要望をしないのか、名古屋の市街地上空をオスプレイが飛び、モード転換をしているらしき写真が撮られているが、このことの事実確認、抗議を愛知県としてするのか。などの質問に対し、当局からは「県も前日の19時半ごろにオスプレイが来ることを知らされた」「政府間の取り決めのため公表はできない」「米軍からの依頼があれば受け入れざるを得ない」「周辺自治体には東海防衛支局から説明をしている」という答え。アメリカの言いなりになっている国の言いなりの愛知県の姿勢が表れていました。

 次に東海防衛支局へ申し入れに。一階のロビーに担当者が降りてこられ、ロビーで要望書を読み上げ、渡すことになりました。ここでも各自治体への説明や、事実確認を求めましたが、「市ヶ谷の本庁に伝えます。」の一点張りで何の回答も得られませんでした。

 アメリカ領事館へも行きましたが、そこでは職員が不在ということでちょっくせつ渡すこともできず、部屋の手前で足止めされ、仕方なく傘立ての上に置いてくる、という事態になりました。

 アメリカからの要請には全て応え、住民の安全をないがしろにしても疑問を感じない、抗議をしようともしない愛知県の姿には怒りさえ感じます。住民の安心・安全を第一に進める県政への転換が本当に必要です。

 

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