11日学童保育の現在の制度や現状について、待機児童や保育内容の問題点について学童保育県連協の役員の方からお話を伺いました。
県議団からはわしの議員・下奥議員と事務局2人。学童さんからは会長・副会長はじめ、会計、東三河の担当の方、指導員代表の方。総勢12人でした。
県への要望としては「県単独の予算をつけてほしい」「実態をしっかり見て、実態に見合うような改善をしてほしい」「指導員の研修と指導員の確保は県の責任。しっかりと取り組んでほしい」と話されていました。
「指導員研修が行われるのは年8回で、一回の研修は170人を対象いしており、参加者はただ講義を聞くだけになってしまい、実践的な質疑ができないなどの課題がある。他県の実践を参考にしてきめ細かく取り組んでもらいたい」「待機児童が増えている中で施設の増設はしても、立てた計画をクリアすることが目的になっている感じ。もっと柔軟な対応をしてほしい」などなど、これまでの運動で少しづつでも前進してきてはいるものの、また新たな課題も出てきているようです。
何といっても子ども達の豊かに成長を保障する場です。環境を(施設の充実の面でも、指導員はじめ人的環境の面でも)整えていく必要を感じた充実した懇談会でした。