県議団は11月13日、大高緑地県営公園に実物大の恐竜ロボットを設置するテーマパーク「ディノアドベンチャーライド名古屋」の見直しを求める「大高緑地を愛する会」の皆さんと懇談し、県への要請書と署名の提出に同行しました。
計画は、公園の中心の若草山約3万平方メートルに恐竜模型30体を展示し、カートや徒歩で見学する有料施設です。民間企業が建設管理し、年間1千万円の土地使用料を県に納めます。
会の溝口さんらは、「鳥類を始め多くの生物が生息し、子どもの遠足や野外活動する貴重な公園。ここ数年はオオタカの営巣繁殖も観測される重要 な里山です。そんな公園に、利用者や地元の住民の声を聴くことなく環境を破壊する計画が進められています。見直しを県に求めようと署名を呼びかけたら、地 元の人はもちろん、公園をジョギングしてる人、インターネットを見た人など、すごい反応が返ってきました。わずか20日間で7161人の署名が集まりまし た。」とこの間の精力的な活動を話してくれました。
そのあと、署名をもって建設部公園緑地課を訪問、両県議も同行しました。事前に訪問することを連絡してあったのに、担当グループは不在。新聞 社、放送局の取材を拒否したため、マスコミ記者は課内に入れません。署名は受け取ったものの、会や議員団の撮影までも拒否する異常な対応に終始しました。