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空自小牧基地ブルーインパルス  展示飛行強行

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住民側、中止求める

9日、航空自衛隊小牧基地(小牧市)のオープンベース(基地一般公開)で、住民らが中止を求める空自の曲技飛行隊「ブルーインパルス」の展示飛行が強行されました。同基地は愛知県営名古屋空港と滑走路を共用。周辺は家屋が密集している市街地です。
 同飛行隊は、スモーク(煙)を吹き出しながら、上空に円やハート形などの図形を描きながら飛行。編隊を組んで急上昇する飛行もありました。
 ブルーインパルスの飛行について、春日井市と市議会、市民でつくる市飛行場周辺対策市民協議会が、基地周辺が住宅密集地であることを理由に中止を要望していました。 
 ブルーインパルスの展示飛行をめぐっては2018年1月、名古屋市などの住民388人が「17年3月におこなった曲技飛行は航空法違反」として、名古屋地検に前基地司令らを刑事告発。昨年度は中止されました。
 今回のオープンベースでは、飛行中のKC767空中給油輸送機が機体から給油用のパイプを出し、すぐ下をC130輸送機が飛行する危険な展示飛行もおこなわれました。

航空自衛隊小牧基地オープンベース(基地一般公開)上空で展示飛行をする空自「ブルーインパルス」=9日、小牧市

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