日本共産党愛知県委員会は6月12日、 愛知県庁を訪れ、 保育所等の園外保育における安全確保を求める緊急申し入れを行いました。すやま初美参院選予定候補、岡田ゆき子名古屋市議、山口清明前名古屋市議、高橋まきこ党県子ども教育委員会事務局長が参加、県福祉局子育て支援課職員が対応しました。
申し入れは5月に滋賀県大津市で起きた事故など、全国各地で児童らが犠牲になる交通事故が多発し、昨年度の交通事故による死亡が全国一の愛知県の対策が急がれることから行なわれました。
申し入れ内容は以下の3点です。
1、園外保育における危険個所を全県的に把握し、関係機関とも必要な協議も行い、早急に対策を講じること。そのため、直ちに市町村を通じて各保育施設からの聞き取りを行い、園の取り組みと危険個所等の実態を集約すること。
2、市町村が必要とする交通安全設備の設置に対する財政的措置を設けること。
3、必要な交通安全設備の設置に対する財政的な支援を国に求めること。
対応した県職員は、「大津市と川崎市の事故を受け、登下校を含めた安全対策の徹底を市町村に通知した。危険箇所を県で掌握するのは困難。市町村レベルの対応をお願いしたい。園庭のない保育園への対応は取り組みたい。」と答えました。