6月12日、わしの恵子、しもおく奈歩両議員は議会改革推進について松川浩明議長に申し入れしました。申し入れは毎年行っていますが、今年は「委員会用資料は傍聴人分用意すること」「請願の口頭陳述時間を5~10分程度に増やすこと」「本会議での請願採決時、討論の機会を設けること」の3点を追加し、10項目を求めました。
申し入れ後の記者会見では、「他会派と共同してできるものはないのか」「委員会のライブ中継は、できるのではないか」などの質問が出され、わしの議員は「他の議会ではすでにやられているので可能だと思う」と述べました。
申し入れ全文を紹介します。
2018年6月12日
愛知県議会議長
松川 浩明 様
日本共産党愛知県議会議員団
団 長 わしの恵子
愛知県議会の改革の申し入れ
県民の声を県議会に反映し、県民に開かれ、県民にさらに存在感ある愛知県議会にしていくために、下記の事項の実施を申し入れます。
記
1.「言論の府」たる議会は、発言権を保障されて初めて機関の役割を果たせる。少なくとも すべての会派が、定例会ごとに本会議で質問できるようにすること。
2.議長、副議長の立候補・選出にあたっては所信表明の場を設けること。
3.議員報酬は減額すること。報酬を審査する第三者機関を設置し、県民の意見も集約して削減額を決定すること。
4.政務活動費について、出納簿など領収書以外の帳簿類や支払先を公開するなど、透明性の向上・徹底をはかり使途を厳格化すること。
5.委員会のインターネットライブ中継を実施すること。
6.委員会の傍聴人数を増やすこと。請願・陳情の口頭陳情者は別途傍聴できるように席を設けること。また、委員会用の資料は傍聴人の人数分を用意すること。
7.請願の口頭陳情の時間を5~10分程度に増やすこと。
8.本会議での請願の採決にあたっては、討論の機会を設けること。
9.「県議会だより」の作成は、各会派選出の編集委員会(仮称)をおき内容を充実すること。
10.慣例的な海外視察は廃止すること。
以上