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[2016年12月12日]健康福祉委員会 議案質疑 国保運営協議会条例について

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〔未定稿:文責 日本共産党愛知県議会議員団〕

国民健康保険運営協議会条例の制定について

【わしの 恵子 委員

 154号議案の愛知県国民健康保険運営協議会条例の制定について伺います。

愛知県国民健康保険運営協議会条例の第2条に、国保運営協議会の委員の構成について、一号から四号までに規定があるが、この規定は何を根拠にしているのですか。

 

【医務国保課主幹(国保・福祉医療)】

都道府県に設置される運営協議会の委員構成などについては、国が定める国民健康保険法施行令に規定することとなっている。

国から示されている施行令案では、被保険者を代表する委員、 保険医又は保険薬剤師を代表する委員、公益を代表する委員、被用者保険等保険者を代表する委員をもって組織するとされていることから、本県においても同様の委員構成としている。

 

【わしの 恵子 委員】

国保の都道府県化にあたり、平成30年3月31日までに定める都道府県国民健康保険運営方針の作成と、その他国民健康保険事業の運営に関する事項を審議すると説明があるが、どんなことを審議するのか説明をいただきたいとおもいます。

 

【医務国保課主幹(国保・福祉医療)】

新たに都道府県に設置される運営協議会については、改正国民健康保険法の規定により、国民健康保険事業の運営に関する事項のうち、都道府県国民健康保険運営方針の作成や国民健康保険事業費納付金の徴収等を審議することとなっている。

 

【わしの 恵子 委員】

答弁いただきましたが、国民健康保険加入者にとっては、まさに重要な問題を審議するのだと思います。そこで質問ですが、先ほどの第二条の一の国民健康保険の被保険者の代表について、公募で委員を選ぶことについて、どのように考えているのか伺います。

 

【医務国保課主幹(国保・福祉医療)】

運営協議会の構成員のうち、被保険者を代表する委員については、市町村の国民健康保険に加入している方の中から選考することになることから、地域バランス等を考慮して選任する必要があると考えているが、具体的な委員の選考の方法については、今後検討してまいりたいと考えている。

 

【わしの 恵子 委員】

地域バランスを考えているが、具体的には検討中という答弁であるが、私が調査したところ、今年8月時点で北海道、青森、岩手、群馬、長野、滋賀、兵庫、鳥取の8道県が公募をすることになり、検討中が16、公募しないは23ありました。特に群馬県は被保険者の代表者4名中2名を公募している。愛知でも被保険者の代表として、平成30年度からの国民健康保険制度改革後の国民健康保険事業の運営などについて、国民健康保険の被保険者の視点から幅広く意見を伺うため、国民健康保険について関心が高い人を公募で選んでいただきたい。

なお、被保険者3人の枠では公募は難しいのではないかとも思うので、被保険者の委員の数も増やすことも要望します。

 

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