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[2016年11月11日]愛知県医療介護福祉労働組合連合と懇談

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 11月11日は「介護の日」です。愛知県医労連は介護制度の充実と介護職員の処遇改善を求め、記者会見を行い、共産党県議団と懇談をしました。

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請願書を受け取るわしの議員

 まず、請願書

 「安全・安心の医療・介護の実現と夜勤交代制労働の改善を求める請願書」

 「介護労働者の勤務環境改善及び処遇改善の実現を求める請願書」

を受け取りました。

 懇談の中では現場の職員の切実な声を聞くことができました。

 介護現場では、16時間にも及ぶ長時間夜勤をワンフロアー(20人)一人でしているところもあり、事故はいつでもどこでも起こりうることで、休憩どころか一時も気が抜けない状態で働いています。また、無資格者でも一人夜勤に組み込まれていることもあります。一人に対応しているうちに他の人から呼ばれる、何かあったら他の対応が全くできなくなるような状況であり、複数勤務を求めています。

 そして、交代勤務で、休日があっても、寝て体調を整えるだけで過ぎてしまいます。収入も低すぎで、全産業の平均賃金より、月額9~10万円も低くあります。離職率が高く、常に人手不足の状態です。募集をかけても集まらないのが実態の中、国は外国人実習生にその分を担わせようとしていますが、そもそも実習と人材確保は根本的に性質が違います。言葉や文化の違いがあり、職員不足の中で教育するのも困難です。%e5%86%99%e7%9c%9f-2016-11-11-15-47-40

 わしの議員も、この9月議会で出された、高齢者をサポーターとして使う議案には反対をしたことを報告しました。「介護従事者の離職を減らすためには、働きやすい環境を作ることが不可欠。愛知県はお金がないわけではなく、使い道が間違っている。それをしっかりとただしていきたい」と話しました。

 人材不足、低賃金、長時間重労働では、安心安全の介護はできません。職員の方の声、利用者さんの声を聞き、よりよい介護制度になるよう、請願採択に向けて頑張ります。

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