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[2016年6月14日]がんセンター尾張診療所跡地を視察

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 がんセンター尾張診療所跡地売却で現地視察と懇談

 わしの議員らは6月14日、一宮市を訪ね、売却されたがんセDSC00016ンターの尾張診療所を視察、地域の住民とも懇談しました。

 1957年に結核医療対策として開設された県立尾張病院は、95年に全面改築、2005年に循環器呼吸器病センターとなりましたが、医師不足と医療再編の悪政のなかで2010年に閉院しました。その後は県立がんセンターの尾張診療所として細々と運用してきましたが、2014年にそれも閉所され、売却公募の作業が行われていました。

 5月31日記者発表資料によれば、不動産業と察しられる㈱エステートジャパンに売却、エステートジャパンは運営予定施設として、①「がん予防を中心とDSC00025した診療所(無床)」、②「サービス付き高齢者向け福祉施設(85室、100名)、③「流通業務団地」の3つを明示しています。

 地元の住民は、循環器呼吸器病センター閉院の中止・有効活用を求めて会を結成し、37800人の署名を県議会に提出し、その後も粘り強く県病院事業庁と懇談を重ね、地域に歓迎される活用を求めてきました。

 1995年に120億円も投入しリニューアル、8階建て286床を有する建物、72,000㎡の広大な土地。売却価格は19億74百万円。買受人の不動産業者は、建物を取り壊わして平地にして前DSC00027述の事業者に転売する計画です。県民の大切な財産と施設が乱暴に処分・解体されることに、怒りがこみ上げてきました。

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