18日、わしの恵子議員が、稲沢の渡辺保幸市議、渡辺ちなみ市議と共に、いなざわ特別支援学校へ視察に行ってきました。開校2年目の新しい学校で、窓が大きくと
ってあり、明るくて開放的な建物でした。先日、春日台特別支援学校を訪問しましたが、ここは古くて暖房も全く効かない建物でしたので、つい比べてしまします。
しかし、新しくできた学校にも同じ悩みがありました。教室が足りないということです。昨年度の開校時で、すでに2教室足りないという事態になっていました。教材室と生徒会室を普通教室に使っているということでした。2年目の今年度はさらに生徒数が増えさらに6教室が不足。小学部では一つの教室を二つのクラスが一緒に使っている状況です。また収納が少なく、男子更衣室を物置に使っており、男子生徒は教室で着替えをしているというこでした。280名の想定で建てられたようですが、現在は302名が通っています。愛知県の特別支援学校のマンモス化が問題になっている中で、新設校でもこのように教室が足りない状態です。計画時の見通しの甘さがあっ
たのではないかと感じます。
下校時の様子も見せていただきました。スクールバスで帰る子、デイサービスの迎えの車で帰る子など様々ですが、電車通学の子も50人ほどいます。この子たちが最寄りの駅まで30分もかけて歩くことも大変ですし(先生が登下校時には付き添っています)途中に大変道幅が狭く、車の交通量も多い箇所があります。一列で歩いても大型車が通ればギリギリです。そこにかかる橋は欄干が低く、少し乗り出したら落ちてしまいそうです。駅も無人駅でトイレもありません。近くのコンビニなどにもしもの時は貸してもらえるように頼んでいるそうです。子ども達の安全を第一に考え、安心して通えるようにしていきたいと思います。