ブロック塀調査を行うために、明和高校と旭丘高校をたずね、校長先生たちと校内を回り調査しました。
教育委員会がすでに調査し、危険注意の張り紙が貼られていました。
「生徒の教育活動に直結するところから直してきたので塀は見ていなかった。危険な箇所は早く直したい」「今の県立高校は学びの場として良い環境とは言えない部分が多い」と校長先生。旭丘高校など7校8箇所は速やかに撤去し対策されますが、危険性が低い所は後回しになります。県に早急な対策を求めます。
ブロック塀の耐震化基準は①土台を含む高さ制限2.2㍍以下②高さ1.2㍍を超える塀は転倒防止の「控え壁」を3.4㍍以内の間隔で設置③直径9ミリ以上の鉄筋を縦横80㌢以内の間隔で配置④縦の鉄筋は溶接する場合を除きブロック内の空洞で継いではならない など定めています。
新しく作り直したブロック塀は控え壁が基準値以内で設置されていますが、間隔が10㍍の所もありました。 フェンスが破れている箇所も多く、ブロックにひびが入り空洞ができているところもありました。